北の歳時記

道東の自然と野鳥を紹介しています

2014年09月

イメージ 1

道東では、間違いなくタンチョウは普通種ですね。今は、繁殖に成功した
親子が牧草畑に沢山います。それにしても、先日の御嶽山の噴火は凄かった。
道東の山もいつかは噴火するんだろうけど。外国人からすれば、日本は台風
に地震に津波に火山に本当に災害の多く、何で日本人は平気で住んでると
思ってるだろうな。

イメージ 1

 オオヒシクイが秋の牧草地にやって来ました。大きな群も
近くの某草地にいると思いますが、分散してますね。
ハクガンの群も通過はしてるはずですが、今年は見れるかな。

イメージ 1

 尾が短いので、巣立って間もない幼鳥ですが、
時期が時期なので2度目以上の繁殖ですねきっと。
でも、カワラヒワは年間、3回も繁殖するのかな?

イメージ 1

昆布干場の端の広場で、イネ科の植物の穂が一斉に出て
綺麗です。何っていう種類かは分りませんが、毎年毎年
気がつかないだけで、ひっそりとこの営みは続いていた
んだろうなあ。

イメージ 1

ナガホノシロワレモコウに止まるカワラヒワ。秋はカワラヒワが目立ちます。
100羽以上の大きな群もいますが、この時期、猛禽類が群を狙ってる事が
多いので要注意です。この日も、ハヤブサ、チョウゲンボウがいました。

イメージ 1

イメージ 2

どんどん道東は秋らしくなってますね。ノビタキが旅姿になってます。

イメージ 1

 名前はイソヒヨドリですけど、ツグミの仲間。でも好のみの環境は
海岸沿いの崖や岩場、テトラポット。それなら、道東には住めそうな
場所が一杯ですが、何故か見かけるの渡りの時期の少数のみ。
 割に人を恐れないのもイソヒヨドリの特徴で、民家の近くで本州では
良く見かけますが、道東では観察出来るのは数年に1回程度かな。

イメージ 1

 昨日見たチゴハヤブサ。成鳥でした。小さい個体だったので♂かな。
随分前は、ヤウシュベツの自衛隊の演習地近くの森で子育てしてる
個体がいたし、秋には良く見かけたけど最近はほとんど見かけなかった。
原因はなんだろうかなと思うけど。
このチゴハヤブサは、カワラヒワの群(100羽位)を狙ってるように
思いますね。飛んでる姿はとてもシャープでカッコいいです。

イメージ 1

 今日は野付のカウントの日でした。野付の全種全数カウントは今年で11年目ですね。
本日観察出来た鳥は以下の通り。

 ハジロカイツブリ、アオサギ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ
ホオジロガモ、カワアイサ、トビ、オジロワシ、チゴハヤブサ、タンチョウ、オオバン
イソシギ、トウネン、ツルシギ、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、キジバト
アオバト、ドバト、カワセミ、ハクセキレイ、タヒバリ、ノビタキ、イソヒヨドリ、
カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス         32種

そろそろ、秋の渡りが始まりましたね。チゴハヤブサ、イソヒヨドリが見れたのは良
かったですね。

写真は、少し青みが背にあるので。♂の幼鳥と思われますが・・・・。

↑このページのトップヘ