北の歳時記

道東の自然と野鳥を紹介しています

2014年11月

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 最近知人から教えて頂いたエゾフクロウの越冬穴。ここ2年程、毎週
この道を通っていたのに、全く気がつかなかった。そう考えると、
まだまだ見つけてないフクロウの穴は一杯ありそうですね。

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 時々、イワシを始め小魚の大群が岸に打ち上げられる事が
あります。そうすると、それを食べる鳥も岸の近くまでやって
きます。この日はアビの群が沿岸によっていました。

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 まあ、お約束の鳥がやって来ました。久しぶりに
100羽以上います。ここ数年、この鳥見たさにこの地域が
非常に荒れています。ハマニンニクの植生の痛み具合は、
四輪駆動車で砂丘に乗り上げるもの、大人数で取り囲む様に
接近するものなど、様々な悪影響が出ています。
 近い将来、この地域に冬鳥として渡来しなくなっても何の
不思議もありません。車での乗り入れは論外ですが、観察の
人数も観察方法も考える時期に来ています。個人的な見解と
しては、
   /∪犬里覆こご濱?鯤發事
  ◆〆週崟菽蕊瑤梁攤濟?屬錬械以以内にする事
   大人数では観察は100m以内には近寄らない事
  ぁー嵶召乗り入れている場合は、ネイチャーセンター
    に通報する事
この鳥の魅力は、バーダーであれば憧れに近いものがあるのは
理解しています。とにかく、この趣味は自己規制で成り立って
るものですので、長くこの鳥を観察出来る様に一人一人が
気をつけてほしいですね。

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対岸の蜃気楼に揺らめく建物は、野付半島ネイチャーセンター
ハジロカイツブリは数えただけで、900羽以上。

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鳥が好きな実には赤と黒が多いようです。写真の赤い実はツルウメモドキ
黒い実がよく分かりませんが、ネズミモチなのかな。

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 クマゲラの次に大きなキツツキですが、この周辺の森ではアカゲラより
普通に見かけます。それにしてもクマゲラは根室管内の特に平野部では
ほとんど見かけなくなりました。20年前以上は、当幌川周辺、上風蓮
辺りで繁殖してましたが。根室の風蓮湖の周りもまだいると思いますが
一度も観察出来てませんね。

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午後の森の中の光は難しいですが、やっぱり
トップライトよりは深い色になりますね。
ここのエゾシカは撃たれることがないのを
知ってるのでノンビリしてますが、餌は摂り難く
なるでしょう。

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