北の歳時記

道東の自然と野鳥を紹介しています

2018年02月

 だいぶ前から、漁網が大量にツノに絡まったエゾシカが観察されておりました。何とか漁網に絡まって動けない状況からは、切り離すことはできましたが、その後は野生ですのでなかなか人を寄せ付けないので取ってやりたくても難しい状況が続いていました。ツノが抜け落ちる時期まで生きていれば良いのですが・・・・。


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 凍った湖面に穴を開けて、網を入れる「氷下待網漁」です。野付湾はだんだん少なくなってますが、お隣の風蓮湖はまだ大規模に行なっております。漁で出た雑魚は氷上にワシやカモメの為に漁師さんが置いておくので、多数のワシ類が集まります。

たまたま、ワシを見ていたら、ご夫婦の漁師さんがスノーモービルで戻ってきて、魚を見せてくれた上に「良かったら持っていって良いよ」と言ってくれました。こんな人の好い漁師さんの営む氷下待網漁ならワシ達も幸せだろう。

DATA  EOS 7D   EF100-400F5.6LIS2

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 主な漁は、チカ、ニシンですが、写真の魚は、カワガレイです。 

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 また、コミミズクが戻ってきた。2羽います。道路沿いを飛んでよく止まりますので撮影は楽ですね。でもみなさん、ダンプカーや漁業者の車の通行の妨げにならないように気をつけましょう。

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雪の中を必死に走り回るトガリネズミ。エゾトガリネズミなのかな。他のトガリネズミなのか? まったく分かりません。小さな雪のくぼみを見つけて、一休み。なかなか可愛い目をしてます。

DATA   EOS 7D   EF100-400F5.6L IS 2

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 ほぼ、毎週、地元のO漁港と隣のS漁港のパトロール続けてますが、ここ数年はなかなかウミスズメ類が入りませんね。やっぱりウミスズメの本場は、根室先端辺りの漁港と羅臼漁港より先の漁港には敵いませんね。今日は、荒れてたので常連の海ガモ近かったのでまあ良い方です。

DATA  EOS 7D 2   FE 500 F4 L IS 

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 羅臼や風蓮湖のワシのなる樹ほどではないけど、トビカリの「ワシの少しなる樹」です。どの樹でもよさそうなものだが、何か好みがあるんだろうな。

 DATA  EF 7D   EF 100-400 F4 L IS 2 

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 今年はここまで、記録的な積雪の少なさでしたが、このまま終わるとは思えませんね。とりあえず今日は20~30cmほどは積もったかな。


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ワタリガラス2羽が氷上で休んでいたところに、キタキツネ登場。ワタリガラスは雪の中に貯食(肉か?)するので、それを取られまいとしているように思います。

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 やっといつもの冬になりつつあります。一年で最も寒い時期に入りましたね。

DATA :  EOS7D  100-400 F5.6L IS 2

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