北の歳時記

道東の自然と野鳥を紹介しています

2018年11月

今年もユキホオジロが渡来しています。数は60~70羽程でです。しかし、これかも安定してユキホオジロを観察できるように以下の観察マナーを守ってください。お願いします。
 野付半島に毎冬、ユキホオジロの渡来が続いています。恐らく道東で最も安定してユキホオジロ見ることができるのが野付半島だと言えますが、非常に限られた場所で越冬していますので見る側のマナーとしてこれからもユキホオジロ見続けることができるように以下のことを守って観察していただくことをお願いします。
* 50M以上離れて観察する
* 植生に入らない
* 半島先端の砂州には2時間以上留まらない
* 車両の乗り入れは厳禁
* 追いかけまわさない

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 今日はカウント日でした。本日記録された鳥は以下の鳥です。

 オジロワシ カワアイサ シロカモメ オオセグロカモメ トビ ハシブトガラス スズガモ ハジロカイツブリ ホオジロガモ カワアイサ ウミアイサ ハシボソガラス オオハクチョウ ヒドリガモ オナガガモ コクガン オオワシ ハシビロガモ クロガモ アビ ユキホオジロ ハマシギ
 以上 22種 (出現順)

 コクガンの本日の数は、6736羽でした。 まだまだ多いですね。

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 今日はコクガンの観察会でした。大きな群れが次々に塒の海上に向かいます。

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 遅れていた雪が降りすっかり冬らしくなったので、いつもオオモズがやってくる原野をパトロールすると、ことしも見つけました。美しい成鳥のオオモズ。あの色合いは冬景色にピッタリですね。

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ハマシギの群れがまだいます。このまま越冬する個体もいるかもしれませんね。いつも違う表現で撮ってみました。



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今日は、この湾のコクガンは6939羽でした。先週より1500羽ほど少なくなりましたので、渡来のピークが過ぎたかもしれませんね。いよいよ移動が始まったかな。

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この湾は、東アジアに渡来するコクガンの最大の渡来地です。特に秋季は90%以上が集まります。11月11日のカウントでは湾全体で8,469羽でした。

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 30年以上前に宮城県の伊豆沼で初めて見た、春の陽炎に揺れる遥か彼方のハクガンの小群に大きな感動をしたことを今でもよく覚えています。

それが、ハクガンといい、シジュウカラガンといい、自分の住む地方を渡りのルートとして毎年その姿を見れるようになるとは驚きですね。

今は数羽ですがその内、ハクガンの大きな群れをこの地で見ることができるかもしれません。

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